ケータイキャリアは現在4社

主に携帯電話と言われるサービスを展開している会社は、現在では4社あります。昔から常にシェア率トップをゆるぎないものとしている王者ドコモ、学割やデザインケータイなど革新的な戦略でドコモに挑戦し続けるau、斬新なCMによってかつての不振から一気に急浮上しつつあるソフトバンク。この3キャリアに、データ通信をメインに据えるイーモバイルを加えて4社です。


王者ドコモ

ドコモといえば誰もが知っている通り、NTTが親元で絶大な信頼感を得ています。昔からそのシェアのほとんどを握っており、以前は他社に比べ先駆けてテレビ電話を導入するなど常に安定した存在感を示していました。通話エリアも広く、その社名どおりどこでも通じるというのが人気の理由でした。
しかし、携帯電話も第3世代を迎え、さらにMNPが導入されるなど、現在では他社に追い上げを許しているという状況となっています。そこで、ドコモは2008年、新しいロゴマークに変え、携帯の型番のリニューアルなどでもう一度顧客の確保を狙う姿勢を見せています。


挑戦者au

続いて、au。byKDDIが指すように、KDDIが出資するケータイキャリアです。国内では唯一CDMA2000方式を採用しているau。その通話品質は、ドコモに勝ると言われ、以前はビジネスマンに人気のあるケータイ、ビジネスマンが使う携帯というイメージがありました。
しかし、学割の導入で一気にシェアを拡大、学生のauとなったのです。他社に比べ、その安さには定評があり、安さで選ぶならauという感じにその存在を確かなものとしていきます。
勢いに乗ったauはデザインケータイや音楽ケータイなどで、auブランドを確立、ドコモに続く大手キャリアとなりました。MNPでは実質一人勝ちとなり、そのシェアを拡大中です。


注目のダークホース、ソフトバンク

そして、お父さんが犬で兄が外国人という今までにない家族構成のCMでおなじみとなったソフトバンク。
もともとは日本テレコムが出資するJ-PHONEという会社でした。J-PHONEはケータイキャリアとしては初めてカメラケータイを発売した会社でもあります。そののち、Vodafoneに買収されブランドもVodafoneに変更、さらに2006年には、ソフトバンクに売られ、今に至ります。
そんな経歴をもつソフトバンクですが、CM効果で近年一気にシェアを拡大しつつあり、今最も成長しているキャリアでもあります。


データ通信ならイーモバイル

最後にイーモバイルですが、こちらはイーアクセス傘下のデータ通信をメインにした近年新しく参入したキャリアです。通話用の機種も出ているのですが、まだ通話エリアが限られ、大手3キャリアにはまだ追いつけていないのが現状です。


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