ケータイの世代交代
現在のケータイのほとんどは第3世代と呼ばれる携帯電話です。通信技術の進歩により、ケータイも進化を遂げ、ますます使いやすいものとなってきているのです。
第1世代から第2世代へ
第1世代のケータイとは、アナログ方式のものを指します。これがデジタル化したのが第2世代のケータイで、ドコモのmovaなどがこれにあたります。日本ではPDC方式が採用され、デジタル化によりそれまでのアナログ式から様々な変化を生むことになりました。電子メールやWebの閲覧が可能になったのはこの第2世代からなのです。
第2.5世代という世代
他社がPDCを採用したのに対し、au(当時セルラー)は日本で唯一cdmaOneという2.5世代と呼ばれる方式を導入しました。これはPDCやGSMといった第2世代に比べ、通話品質の向上が見られ、より高速なデータ通信を可能にしました。
第3世代へ
そして、ケータイは第3世代へと突入します。第3世代はほぼW-CDMAとCDMA2000の2規格が拮抗するかたちで始まりました。日本ではドコモとソフトバンクは前者を、auは後者をという形でわかれます。それまでの通信速度とは比べ物にならない速度を実現し、動画配信やテレビ電話など、これまでの常識からは考えられなかったサービスが次々と生まれました。